第21回 害虫

 

毎年夏になると害虫という言葉を目や耳にします。

ゴキブリ、ハエ、蚊

ゴキブリホイホイ、殺虫剤、青い 蛍光灯の電撃殺虫機

確かに彼らは我々人間が生活する上で好ましい存在ではありません

時には病原菌の仲介をし、何千という人が亡くなってしまいます。


 
ですが通常、我々日本人が日本で生活をしている中で彼らが何をしてくるというの でしょう。

例えば蚊に血を吸われれば かゆくなりますが、彼らにしてみれば子供を生むためのエネルギーとして、血を1滴もらっているだけ です。

ゴキブリにしたってハエにしたって、彼らも生きているのですから、食べなければ いけないし、子孫を残さなければいけません。

 

彼らの行動は子孫を残す為であり、自分が楽しむ為でも人間に嫌がらせをするため でもありません。

彼らは人間の食べ残しを食べているだけです。

 

我々人間は食べる為に他の生き物を殺し、食べる為に生き物を飼育し、生き物に感 謝もせず おいしくない、食べきれないと罪悪感もなくすぐに捨て、不必要に食べ肥満になり、生活習慣病を抱え、日 本国内で年間63億s、世界では毎年1兆3000億s食べ物を捨てています。


我々人間は利己や欲求のため人間同士で殺し合いをし、山を切り崩し、コンクリー トで固め、大気を放射能で汚染させ、他の生き物が生活出来なくなってもそれをやめようともせず、我々のせいでどれほどの地球が汚れ、生き物が絶滅したか。

 

他の捕食動物は捕食した分、排泄物や死んだ後の自分の体は地球に帰り、小さな生 き物のエネルギーになりますが、我々人間は排泄物こそ微生物に分解してもらっていますが、何も地球には返さずにいます。

 

想像してみて下さい。

 

もし地球に人間がいなければ、地球がどれほど美しい星であったか。

 

我々人間こそが本当は害虫なのです。

私はそう思います。