第24回 丁寧にやる 一生懸命やる 他にもたくさんのことを言いますが、この二つがちゃんと出来ていないといけないよと。 一生懸命に似た言葉で、真面目と真剣があります。 一番下が真面目、次が一生懸命、一番上が真剣 他人から見たら不真面目に見えても、本当に不真面目にやっている生徒なんかいません。 その人なりに真面目にやっているんです。 でも真面目じゃダメです。 一生懸命やってください。 もし真剣に取り組むことが出来たら最高です。 一生懸命と真剣の差は集中力の差だと思います。 高い集中力をもって稽古なり物事に取り組んで下さい。 一方、丁寧にやるということですが、その上に心を込めてやる、さらにその上に、技に心を乗せるという状態があります。 これは少年部に言っても理解するのは難しいので、ほとんど言っていません。 一般部にもたまに言うぐらいです。 無心になって行う、我がなく全てを一つにすると言ったところでしょうか。 これもやはり高い集中力を必要とします。 この辺が理解出来てくると、誰かに教えてもらわなくても、勝手に型が技を教えてくれるので、それにしたがい稽古を進めるだけです。
|